クリープ試験機JIS K7115・K7116/ISO 899/ASTM D2990/Creep Tester
本体測定部仕様
本機は一定温度・一定湿度等の条件下で,高分子材料の試験片に長時間一定の試験荷重を加えて,ひずみの経時変化(クリープひずみ)を測定するものです。
試験片取付治具の交換により,引張・圧縮・曲げの各クリープ試験が行えます。
また,No. 525-L では,応力緩和試験を行うことができます。
型式 | 525-A(3個掛・6個掛) | 525-B(3個掛・6個掛) | 525-C(6個掛・12個掛・24個掛) | 525-L(3個掛・6個掛) |
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荷重負荷 | レバーバランス/比例荷重方式 おもりの増減により荷重設定 |
ワイヤーバランス/比例荷重方式 おもりの増減により荷重設定 |
吊り下げ/実荷重方式 おもりの増減により荷重設定 |
サーボモーター/ロードセル タッチパネル入力により荷重設定 |
荷重設定 | MAX. 3 kN/0.5 N 単位 | MAX. 500 N/0.5 N単位 | MAX. 100 N/初荷重 2 N | MAX. 50 kN/表示分解能 0.01 % |
変位測定単位 | 0.01 mm 単位 | 0.1 mm 単位 | オプション設定 | 0.01 mm 単位 オプション 0.001 mm 単位 |
ストローク | MAX. 50 mm | MAX. 300 mm | MAX. 100 mm,200 mm,300 mm | |
※注記 | ストロークは可動側治具の移動量です。変位の測定範囲はストロークだけでなく,試験治具,試験片長さによって異なります。 | |||
用途 | 引張,圧縮,曲げ | 引張,圧縮,曲げ | 破断・剥離時間 | 引張,圧縮,曲げ |
特徴 | レバー支点にナイフエッジを使用し,荷重感度を高めています。比較的伸びの小さい試験に適します。 | 変位測定にエンコーダーを使用し,高精度の変位測定が可能です。比較的伸びの大きい試験に適します。 | 最大で24連の試験が可能です。 | 独自開発の制御システムにより,広範囲の荷重に対応可能です。 応力緩和試験の実施も可能です。 |
データ処理 | 専用ソフトウェア MYS Recorder | 専用ソフトウェア MYS Recorder | 個別時間計,破断検出 | 専用ソフトウェア MYS Recorder |
※ 本体寸法,ユーティリティ等は仕様によって異なります。別途お問い合わせください
恒温槽仕様
タイプ | 高温槽 | 低温槽 | 恒温恒湿槽 | 水槽(薬液対応検討可) |
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温度範囲 | R.T.+10 ℃~200 ℃ | -35 ℃~+80 ℃ | 10 ℃~90 ℃/30 %~90 % | R.T.+5 ℃~90 ℃ |
※注記 | 上記以外の温度範囲は,別途お問い合わせください。 | |||
熱源 | フィンヒーター | フィンヒーター + 空冷式冷凍機 | フィンヒーター + 空冷式冷凍機 + 加湿器 | パイプヒーター |
クリープ試験機 専用ソフトウェアMYS Recorder for Creep Test
- 試験データプロファイルを入力・選択することで,試験データのファイル名を自動設定することができます。
- クリープ特性の把握とデータ量節約を両立するために,試験時間経過に応じてデータのサンプリング周期を任意設定できます。
- 試験経過グラフは,自由度の高い軸設定が可能で,時間軸は対数表示も可能です。
- 試験結果は,テキストファイル(CSV形式)で保存可能です。
- 525-Lでは,試験荷重設定やサーボモーターの動作設定を行うことができます。
- インターフェイスのカスタマイズ等にも対応可能です。
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525-L:6本掛 恒温槽(R.T.~200℃)
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525-L:3本掛 恒温槽(R.T.+20℃~200℃)
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525-L:6本掛 薬液槽付
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525-A(6個掛)高温槽付
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525-C(24個掛)恒温恒湿槽付
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525-B(6個掛)低温槽付
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